愛すべき四月馬鹿

 

どうも、白畑薫です。
本日の紫陽庵のツイートをご覧になったでしょうか?
外道神父君がなかなか粋なことをしてくれました。
(実際のところは、我々が胸の裡に秘めている、ただの願望であったりなかったり・・・・・・)

 

さて、約二ヶ月間あったはずの大学の春休みもあっという間に終わり、気づけばもう新年度です。
春休み中の紫陽庵メンバーとの思い出は、三人で一緒にカラオケに行ったり(神父と石神の歌唱力が高すぎる・・・・・・)、そのあと街中を少し歩いたりしたことですね。
そういえば、石神君の近況報告で出題されている"入社試験"、みなさんは解けましたか?
自分はさっぱりわからず、完全にお手上げ状態です。

 

あと、個人的な報告としては、塾講師のバイトを先月で辞めて、無職になりました。
現在、神父と一緒に新しいバイト先を探している最中です。
(大学の履修も組まないといけないし、4月1日の午前中は疑心暗鬼になってしまうし・・・・・・やっぱりこの時季はなにかと大変ですね)

 

で、肝心の紫陽庵の活動についてです。
先週の水曜日、ミステリコーナーに第二回の記事をUPしました。
(第一回の投稿が2月13日だったので、約一ヶ月半ぶりの更新になります)
それと、去年の11月くらいから書き始めているリレー小説の第三弾は、ゆっくりとしたペースですが、着実に進んでいます(いろいろな登場人物たちが、ようやく出揃ってきました)。
そして、ずっと前から予告している、神父と白畑の合作ですが、こっちの方はもうすぐ公開できそうです。

(神父が執筆してくれた原稿は、期待を裏切らない最高の出来映えです! 乞うご期待!)

 

最後に今回も一応、レビューを載せておきます。
(だんだんマンネリになっているような気がするので、そろそろ打ち止めにしようかな)

 

テーマは「安楽椅子探偵」。
安楽椅子探偵とは、犯罪現場に赴くことなく謎を推理して、事件を解決する探偵のことです。

以下に紹介するのは、「安楽椅子探偵形式」の作品が中心です。

 

1.「都市伝説パズル」(短編) 作者:法月綸太郎
短編集「法月綸太郎の功績」(講談社文庫)に収録されている一編。
第55回日本推理作家協会賞受賞作で、二転三転する推理と意外な真相、そして衝撃的な結末――。

短い物語のなかに、本格ミステリの魅力がとにかくたくさん詰まってます。

 

2.「春の十字架」(短編) 作者:東川篤哉
講談社より刊行されている「純喫茶『一服堂』の四季」所収の一編。
よくできた密室トリックもさることながら、登場人物たちが繰り広げるテンポの良いギャグも大きな魅力です。

 

3.「蝶々がはばたく」(短編) 作者:有栖川有栖
この作品は、講談社文庫の「ブラジル蝶の謎」に収録されています。
不可能性を含んだ謎とその解明が抜群におもしろい。

そのうえ、味わい深い読後感まで残してくれます。

 

4.「バスを待つ男」(連作短編集) 作者:西村健
元刑事がバスに乗って東京の各地を巡りながら、さまざまな謎と向き合う――というのが、おおまかなあらすじです(個人的ベストは、第二章の「母子の狐」と第六章の「鬼のいる街」)。この作品では、元刑事の妻が探偵役を務めています。ミステリと散策が趣味の僕にとって、最高の一冊になりました。

 

それでは、今日はこのへんで。
では!